クラフトデザイナー小林俊雄さんのブログで照会されている照明器具です。四角の板に丸棒を差込んで、柿渋を塗った和紙を編みこんだ、木材と和紙という自然材の美しさとモダンなデザインの照明器具です。

朝夕、涼しさが感じられるようになり、夜は、虫の声も聞かれるようになりました。そんな秋の夜、間接照明は部屋のアクセントにもなり、気持ちを落ち着かせてくれます。
明かりは、影を楽しむものでもあり、影があるから光が美しく際立ちます。

我が家では、ほとんどの部屋を直接照明から間接照明に替えました。煌々と照らされた照明では、なかなかリラックスできませんし、雰囲気というものが作れません。 照明は明るいものという日常に慣らされてきましたが、部屋の中は、明暗があった方が、それらを眺める心のゆとりも生まれ、明かりを楽しむことができます。
お酒も食事も、おいしく感じることがでます。

光と影の醸し出すうつくしさに気づくことは、自然木や建物のライトアップへの興味にもつながることだと思います。