紀伊国屋書店からのDMで、「愛するということ」(著者エーリッヒ・フロム、訳者鈴木昌)という本を知りました。
昨日、駅前の書店にあったので購入、目次は、第一章:「愛は技術か」、第二章:愛の理論、第三章:愛の現在西洋社会における崩壊、第四章:愛の習練、で構成されています。
これまで、「愛は技術か」などと考えたこともありませんでした。
この本の「はじめに」では、この様に言っています。
”自分の人格全体を発達させ、それが生産的な方向に向くよう、全力をあげて努力しないかぎり、人を愛そうとしてもかならず失敗する。満足のゆくような愛を得るには、隣人を愛することができなければならないし、真の謙虚さ、勇気、信念、規律をそなえていなければならない。これらの特質がまれにしか見られない社会では、愛する能力を身につけることは容易ではない。実際、真に人を愛することのできる人を、あなたは何人知っているだろうか。”
第一章は、”愛が技術だろうか、技術だとしたら、知力と努力が必要だ。”ではじまります。
外は雪がちらついたりする寒い日、暖かな部屋で「愛は技術か」を読み進めてみます。