11月7日曇り空に薄日、奥多摩駅は大勢の人でごった返し。川乗橋をスタートして川苔山(川乗山)、赤抗尾根(赤久奈尾根)を歩いてきました。川乗橋から細倉橋までは林道をのんびり歩いていたのですが、百尋ノ滝から山頂までは急峻な登りの連続、下山ルートの赤抗尾根は、比較的なだらかで歩きやすいコースでした。
細倉橋からの登山道は川苔谷を渡り返しながら緩やかに登って行きます。雑木林の中を登って行く登山道は、やがて百尋ノ滝手前の河原にたどり着き、岩場を抜けると百尋ノ滝が見えてきました。
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百尋ノ滝から急な梯子を登って、急な岩場の登りのジグザグを繰り返すとやがて樹林帯の山肌を巻くような登りになって、その後、砂防工事の石垣が積まれた沢を登って行き、やがて、視界が開けて、古里駅、鳩ノ巣駅の分岐点を通過し山頂へ向かいます。山頂付近は、すっかり葉が落ちていましたが、木々の間に美しい紅葉を見つけました。
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川苔山山頂の風はとても冷たく、雨ではなく雪が降りそうな空模様でした。P1010676
下山ルートは、赤抗尾根(赤久奈尾根)を通って、古里駅へ下りることにしました。登山道に沿って防火帯になっていて、登山道の両脇の木が切られ草が刈り取られていて見通しがよく、とても歩き易い道が続きます。赤久奈山まで10mの案内があったので立ち寄ってみました。赤抗尾根を下ったおかげで、朝の奥多摩駅の喧騒は何処へやら、静かな山歩きを味わえたのでした。
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