荒川岳(あらかわだけ)は、南アルプス国立公園内の赤石山脈中央部にある悪沢岳(東岳3,141m)、中岳(3,084m)、前岳(3,063m)の3つの山の総称です。
1日目は、椹島から蕨段コースを歩き千枚小屋へ、2日目は、千枚岳、荒川三山を越えて赤石小屋へ、3日目は、赤石小屋から椹島へ下山しました。

椹島ロッジ(1,123m)が登山口、登りはじめて清水平(1,810m)を過ぎたあたりからシラビソの立ち並ぶ美しい林の中を歩くことが出来ました。
千枚小屋から見た朱鷺色の富士山山頂です。日没後は外にいられない程寒くなり、千枚小屋から千枚岳に向かう途中、すでに七竈の実が色づいていました。

青空の見える荒川東岳(悪沢岳)、この後下から雲がどんどん湧いてきて稜線を覆ってしまいました。

千枚岳から悪沢岳の手前まで、マツムシソウやトリカブトなどが群生し、紫色の花で彩られていました。
荒川中岳避難小屋と中岳、このあたりからすっかり雲に覆われ、眺望はなくなってしまいました。

前岳付近から雨が降り出して赤石小屋まで断続的にどしゃぶり、富士見平で休憩して、
やっと赤石小屋到着でした。千枚小屋から赤石小屋間は、長時間の歩きになりました。