12月18日(土)天気はほぼ晴れ
ロープウェイで坪庭に出るとすごい雪、前回2017年の同時期に比べて多い
約1時間で北横岳ヒュッテ、そのまま樹林帯の中の登山道を登って北横岳南峰へ、樹林帯を抜けた途端、
もの凄い強風、頬を刺すような冷たい風、立ち止まらずに北峰へ向かい短時間だけれど、目の前にコニーデ型の蓼科山、
硫黄岳や赤岳の稜線の美しさを楽しんだ。南峰に戻ったが吹き飛ばされそうで、急いで樹林帯の中に駆け込んでヒュッテへ。
部屋の中はストーブが焚かれ温かく、荷物を置いて七ッ池にいく予定だったが、出たく無くなって明日へ。
夕食は、すき焼き鍋にいっぱいの馬肉のすき煮、大満足でした。
12月19日(日)深夜から粉雪が舞っていたようで、木の枝に積もった雪が更に重そうに見えた。空は灰色一色。
七ッ池に下りて行ったが、雪に覆われてどこが池なのかわからない。
坪庭にでて縞枯山に向かった。山頂下の急な傾斜は6本アイゼンでは滑りそうでちょっと登りずらい。
縞枯山から茶臼岳に向かう予定だったが、すれ違った人からラッセルになると聞いたこと、景色が見えないこととから、
引き返すことにした。坪庭に戻って五辻方向の展望台に向かったが灰色の空はそのまま、雲が切れて太陽が顔を出すことはなかった。
北横岳周辺の山々はほとんどがシラビソ(コメツガはわずか)、雪で覆われたシラビソの木々が立ち並んぶ景色は美しい。
両日ともパウダースノーの中を思う存分歩いて、北横岳北峰からの素晴らしい景色を眺めて、
美味しい食事とともに楽しく語らって良い時間でした。