伊豆ヶ岳を下山して正丸駅へ向かう途中、日当たりの良い斜面にたくさんの福寿草が咲いていました。
福寿草は、お正月に「難を転じて福となす」という縁起物として鉢植えを見かけます。名前も、めでたい「福寿(幸福と長寿)」です。別名を持っていて、「元日草」(がんじつそう)「朔日草」(ついたちそう)とも言います。旧暦の正月頃に咲き出すことから、新年を祝う花としていろんなおめでたい良い名前が付けられたそうです。 花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。

「朝日さす老師が家や 福寿草」   与謝蕪村
「日のあたる窓の硝子や 福寿草」  永井荷風
「水入りの水をやりけり 福寿草」  正岡子規