クラフトデザイナー小林俊夫さんがお箸の長さについて、ブログに書かれています。 私は、これまで女性用/男性用といった単純な基準で選んでいました。お箸は、食べ物の味を左右する大事な道具です。もっと慎重に長さについて考えるべきだったと思っています。
小林さんによりますと、”毎日使うお箸の長さは、使う人の手の大きさで決まります。お箸を持つ手を広げて、親指の先端から、人差し指の先端までの長さの、1.5倍の長さが使いやすい長さです。”ということです。
今使っているお箸、私の手の大きさに合っているかしら?
小林さんは、色々な材質で「削り箸」を造っています。「クリの木」「ケヤキの木」「ネムの木」「スギの木」「カツラの木」「イチョウの木」 「キリの木」などです。 樹木によって、木目や重さが異なるそうです。造り方は、小刀で一本一本削って造り、生漆を摺り込んで仕上げる、という手の込んだものです。自分の手の大きさに合った好みの木のお箸がほしいです。