さなぎ
    昨日、ムシャムシャとたくさんの葉を食べていた幼虫は、今朝虫かごのプラスチックに張り付いて、蛹になろうとしています。
    十分成長した五齢幼虫は、蛹になるための場所を探して歩き回ります。さらに蛹になるために、緑色で水分を含んだフンをします。これは、蛹になるために、体内の余計な水分を放出するためです。
    適当な場所を見つけると、その面に糸の塊を吐き、そこに尾部をくっつけます。そして頭部を反らせながら胸部を固定する糸の帯を吐き、体を固定し前蛹になります。前蛹の状態で一昼夜過ごした後に脱皮して蛹になります。